新型高級スポーツカー「ＮＩＳＳＡＮ ＧＴ－Ｒ」、５年半ぶりの復活

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日産自動車は５日夜、新型高級スポーツカー「ＮＩＳＳＡＮ　ＧＴ－Ｒ」の発売を記念したパーティーを都内で開いた。６日から発売される新型ＧＴ－Ｒは前身の「スカイラインＧＴ－Ｒ」が生産中止して以来５年半ぶりの復活となる。

パーティーは２２日に開通する首都高速中央環状線「山手トンネル」（池袋～新宿間）内で開催。各界から集まった約２００人の“スカＧファン”が見守るなか、女優の米倉涼子さんが新型ＧＴ－Ｒに乗って登場。米倉さんは「見た目も中身もスポーツカーだった」と感想を語った。

新型ＧＴ－Ｒは復活を望むファンが多く、発売開始前にもかかわらず受注台数はすでに当初予想を上回る２７００台を超えた。日産は久々の旗艦車種の復活に低迷が続く国内市場の起爆剤として期待を寄せている。

（ヤフートピックス）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000947-san-bus_all

 

■ＮＩＳＳＡＮ　ＧＴ－Ｒ
これまで日産のスポーツモデルの象徴と言うべき存在であった、スカイラインGT-Rの正統な後継車種であり、GT-Rシリーズとしては第3世代に当たる。しかし、エンジンはV6である点も含め現在のスカイラインとは関係を絶ったことから、このモデルが日産・GT-Rとしての第1世代となる。

R33型・R34型スカイラインの時代に、台数限定（各100台）ながらイギリスでGT-Rが販売された前例があるが、左ハンドルを用意した世界規模での販売は、今回が初めてとなる。

2007年10月24日に開催された第40回東京モーターショーで量産型の発表が行われ、12月6日に発売が予定されている。車両型式はCBA-R35で、スカイラインGT-Rの「血統」が受け継がれていることが明らかとなった。

エンジンは、GT-R専用設計として新規開発されたVR38DETT型 3.8L V型6気筒 ツインターボエンジンを搭載する。市販GT-Rとしては、初めてのV型エンジンとなる。

ドライブトレインは従来のATTESA E-TSではなく、世界で初めて、クラッチ、トランスミッション、トランスファーを車両後方に置き、リヤデフと一体化させた、「独立型トランスアクスル4WD」を採用する。トランスアクスルの後輪駆動車は数多く存在するが、クラッチとトランスファーをリアに配したものは初めてとなり、これに関しては日産が特許を取得している。また、全天候型スーパーカーを標榜するGT-Rゆえ、「VDC-R」と呼ばれる、3つのモードを持つ、専用チューニングのビークルダイナミクスコントロールを装備する。

タイヤは日産としては初めてランフラットタイヤを標準装備としている。

さらに、国土交通省承認済みのスピードリミッター解除機能も持ち、日産が登録したサーキット（富士スピードウェイ、鈴鹿サーキットなど）に入れば180km/h以上のスピードを出すことが可能である。

（ウィキペディアより引用）

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